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この記事をご覧の方は、TOEIC860点取得を目指しているかと思います。
TOEIC860点は英語上級者と認められる水準なので、仕事で英語を使う人ならぜひとも取っておきたいスコアです。
「TOEIC860点を取るには、どれくらいの英語力が必要なの?」
「TOEIC860点を取りたいけど、どうやって勉強すればいいか分からない…」
ここでは、このような悩みをお持ちのビジネスパーソンに向けて、TOEIC860点のレベルと取得に向けた効率の良い勉強法を紹介します。
私は就活中に700点台を達成しましたが、それ以降はスコアが伸び悩んでいました。
ですが、現在の外資系企業への転職を機に本気で勉強し、780だったスコアを1ヶ月で895まで伸ばしました。
私のこうした経験もまじえて、TOEIC860を取るためのポイントを紹介していきます!
TOEIC860点は英語を使って問題なく仕事ができるレベル
ビジネスにおいて、TOEIC860点保持者はまず間違いなく「英語ができる人」という認識をもたれます。
その理由は以下の2つです。
ポイント
①860点超えはTOEIC受験者の上位7%以内
②英語を使う仕事の採用基準になっている
それぞれ詳細に説明していきます。
860点超えは上位7%以内の上級者!
2019年11月のTOEIC受講者87,608人のうち、845点以上の人は6,432人です。
したがって、860点以上の人は全体の7%弱ということになります。
100人中7人も達成できないスコアですので、860点をもつ人は間違いなく英語上級者といえるレベルです。
*1: TOEIC公式サイト「公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧」より
英語を使う仕事の採用基準にもなっている
求人サイトの応募資格を見てみると、TOEIC860点は英語を教える教育関連の仕事の基準にも使われていることが多いです。
また、エンジニアやオフィス系の仕事の場合も、日常的に英語が必要な業務にはTOIEC860点が要求されていることが多いです。
TOEIC公式でも、TOEIC860点は「自己の経験の範囲内では、専門外の分野の話題に対しても十分な理解とふさわしい表現ができる」とされています。
仕事では予期しないことが起きるものですが、TOEIC860点の人には、そういう状況でも英語で問題なく業務を遂行できる力が期待されているといえます。
TOEIC860点取得に必要な学習時間と能力
ポイント
勉強時間:500時間(700点→860点の場合)
英語能力:大きな支障なく英語で業務を遂行できる能力
700点→860点には500時間の勉強が必要!?
以下の表にあるように、TOEICのスコアを700点から800点に上げるには、一般的に350時間ほどの学習が必要といわれています。
したがって、さらに60点高い860点を目指す場合は、なんと合計で500時間ほどの学習が必要ということになります!
現在のスコア | 目標スコア | |||||||
200 | 300 | 400 | 500 | 600 | 700 | 800 | 900 | |
200 | - | 100h | 250h | 450h | 700h | 1000h | 1350h | 1750h |
300 | - | - | 150h | 350h | 600h | 900h | 1250h | 1650h |
400 | - | - | - | 200h | 450h | 750h | 1100h | 1500h |
500 | - | - | - | - | 250h | 550h | 900h | 1300h |
600 | - | - | - | - | - | 300h | 650h | 1050h |
700 | - | - | - | - | - | - | 350h | 750h |
800 | - | - | - | - | - | - | - | 400h |
900 | - | - | - | - | - | - | - | - |
この時間はあくまでも目安ですが、TOEICのスコアは偏差値で決まるので、860点を狙うなら他の受験者よりもずっと多くの努力が必要なことは間違いありません。
*2: プロリンガ公式サイト「TOEIC情報」より
ネイティブに近い正確さと流暢さで意思疎通できる能力
TOEIC公式では、コミュニケーションの力レベルをスコア別にA~Eの5段階で分類しています。[*3]
これによると、TOEIC860点以上の人は最高の「レベルA」に該当し、以下のような能力があると認められています。
・専門外の領域の話題でも十分な意思疎通ができる
・語彙・文法・構文を正確に把握し、流暢に駆使できる
私もTOEIC860点くらいのレベルが要求される職場で働いていますが、英語を使っていることを意識せずに仕事ができるくらいの能力が必要だと感じます。
正直、私も含めて「専門外の領域への対応」や「語彙・文法・構文」が完璧でない人もいます。
ただ、TOEIC860点を超える人の中にはネイティブレベルのコミュニケーションができる人も少なくないことは間違いありません。
*3: TOEIC公式サイト「TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」より
TOEIC860点を達成するための勉強法
ポイント
①アプリを使った実践リスニング練習
②ニュース記事アプリで速読の練習
③時間配分を意識して模試で仕上げ
④【最短ルート】コーチングスクールを利用する
これは私の個人的な意見ですが、TOEIC860点レベルとなると単純なTOEIC対策だけしていても不十分だと思います。
対策本をやっただけの付焼刃的な勉強では達成は難しいですし、そもそも仕事でTOEIC860点が必要となる人は、ちゃんと実践で通用する英語力を身につけないと意味がありません。
「実践で使える英語の習得を頑張っていたら、ついでにTOEIC860点が取れた」くらいが理想ですね!
というわけで、ここで紹介する勉強法も、③以外はすべて実践英語を鍛えることにフォーカスしています。
順番に解説していきます。
①アプリを使った実践リスニング練習
TOEICに出てくるようなビジネス寄りの英語表現を習得するなら、アプリを使ったリスニング練習がベストです。
おすすめするアプリは、以下の記事で紹介していますので参考にしてみてください。
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一例をあげると、「BBC Learning English」は、時事ネタやフレーズ・文法に特化した動画コンテンツがジャンル別に整理されていて学習に適しています。
一つの動画が3~6分程度なので、空いた時間にリスニングを鍛えるのに丁度良いボリュームなのもポイントです。
②ニュース記事アプリで速読の練習
「TOEIC730点を取るための勉強法」の記事ではPart5,6の文法対策をメインで紹介しましたが、860点を目指すのであればPart7対策として速読の練習もやりこみましょう。
おすすめは、「BBC News」や「NHK World Japan」などのニュース記事アプリです。
特に、「NHK World Japan」は記事中の各パラグラフが10~20単語で構成されており、とても読みやすいのでおすすめです。
TOEICのPart7を解く際の理想的なペースは1分あたり150~200単語なので、「NHK World Japan」の記事であれば一つのパラグラフを5秒で読むくらいのペースで練習すると良いと思います。
③時間配分を意識して模試で仕上げ
最後は本番の形式に沿った模試で仕上げをします。
TOEIC受験の1か月前くらいから始めると良いと思います。
私は、以下の時間配分を死守するように練習しています。
Part5:15分
Part6:10分
Part7(シングルパッセージ):25分
Part7(ダブルパッセージ):10分
Part7(トリプルパッセージ):15分
①②でしっかり実践的な英語力をつけていれば、あとはこの時間配分さえ守れればきっちり結果は付いてくるはずです。
教材は公式問題集でもいいですし、正答率と予想スコアが分かる「TOEICテストハイパー模試」もおすすめです。
④【最短ルート】コーチングスクールを利用する
ここまで説明してきた通り、TOEIC860点を達成するためには地道に実践的な英語力を鍛えていく必要があります。
とはいえ、仕事の都合でTOEIC860点を目指す人の中には、「〇〇までにTOEIC860点を獲りたい!」という明確な期限がある場合もあると思います。
よって、500時間もの時間をかけて悠長に勉強をしている余裕のない人も多いです。
こういう場合、短期間で効率よくTOEIC860点を達成したいなら、英語コーチングスクールを使うのが一番手っ取り早いです。
多くのコーチングスクールではTOEIC専門のコースを用意しているので、これを利用するのがベストです。
この後にコーチングスクールのメリットを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
短期間で確実に達成するならコーチングスクール
ポイント
①自分に合った最適な勉強法が分かる
②サポートによって短期間で確実に結果が出る
私が実際にコーチングスクールのプログリットでカウンセリングを受けてきた体験もまじえて説明します。
①自分に合った最適な勉強法が分かる
私がプログリットでカウンセリングを受けたとき、ヒアリングと確認テストで私の英語の弱点を丸裸にしてもらいました。
私のようにTOEIC800点台後半をもっている人も多く受講しているそうで、個々のレベルと弱点に合わせた最適な教材・学習法を客観的に教えてもらえます。
こういった客観的な分析は一人ではできませんし、これによって最短ルートで目標スコアを取るための学習ができます。
以下の記事では、私がプログリットのカウンセリングを受けた体験談と、受講者の評判・口コミを紹介しています。
実際のカウンセリングの様子や、受講者がどのくらい成果を得ているかが分かると思いますので、ぜひ参考にしてみてください!
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②サポートによって短期間で確実に結果が出る
コーチングスクールのもう一つのメリットが、徹底的な学習サポート体制です。
プログリットの場合、専属トレーナーと学習スケジュールを分単位で設定し、LINEを使った学習報告も毎日やります。
このしつこいくらいのサポートによって、月90時間という社会人にとってはハードルの高い学習量を確実に実行します。
とにかく徹底的に学習継続をサポートするので、独学でありがちな「時間と教材費を無駄にしてしまう」という事態を回避できます。
忙しいビジネスマンが短期間で確実に目標スコアを達成したいのなら、英語コーチングはベストな選択肢といえます。
まとめ
TOEIC860点は、受験者の上位7%に入る上級者と呼べるレベルです。
日常的に英語を使う職種の採用基準にもなっており、「当たり前に英語を使って仕事ができる人」と認識されるスコアです。
それだけに、単純な対策本による学習では達成は難しく、本当に実践で使える英語力を地道に身につけていかないといけません。
はっきり言って独学で達成するのはかなり厳しいので、確実に達成したいのであれば英語コーチングスクールを活用することをおすすめします。
以下の記事では、コーチングスクールに関する情報を詳しく紹介しています。
ぜひこの記事の内容と合わせて参考にしていただき、自分に合った最善のやり方でTOEIC860点を実現してください!
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