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「英語の会議で他の人の発言が理解できない…」
「ビジネスで使えるリスニングを鍛えられる教材が知りたい!」
仕事で英語を使っている場合、こういう悩みをもつ人も多いのではないでしょうか?
私自身も、外資系メーカーで働く中で「もっとリスニング力が欲しい!」と思う場面は多々あります。
個人的に、英語のコミュニケーションにおいてリスニングはスピーキングより重要だと感じます。
ここではリスニングを強化したい人に向けて、おすすめの教材と勉強する上でのポイントを紹介していきます!
ビジネス英語におけるリスニングの重要性
ビジネスにおいて英語のリスニング力が不足している場合、以下のようなリスクが考えられます。
・会議の内容が把握しきれず、間違った方向で仕事を進めて手戻りが生じる
・重要な情報を自分だけが取りこぼし、大きなミスにつながる
・誤った情報を伝達してしまい、信頼を損なう
これらはすべて、リスニングが「リアルタイムで情報を取得する動作」であるからこそ起きることです。
私も似たような経験を何度かして、改めてリスニングの重要性を痛感しました。
しかも、リスニングがちゃんとできると、それを自分のスピーキングにも応用することもできます。
したがって、特にビジネス英語においては、何よりもまずリスニングを強化すべきです。
ビジネスで使えるリスニング力が身につく教材5選
教材 | おすすめ度 | 料金(税抜) | こんな人におすすめ |
BBC Learning English | 無料 | ある程度英語が使えるので実践的なリスニング力を身につけたい | |
TED | 無料 | リスニングをネイティブレベルまで磨きたい | |
NHK World Japan | 無料 | 海外ニュース番組より易しい内容で勉強したい | |
スタディサプリEnglish | 2,980円/月 | すきま時間を利用してアプリでリスニングを鍛えたい | |
Hulu | 933円/月 | 自分の好きな題材でリスニングを上達させたい |
それでは各教材の詳細を紹介していきます。
BBC Learning English
メリット
3~6分程度の様々なジャンルの動画で学べる
デメリット
英語で英語を学ぶ必要がある
こんな人におすすめ
ある程度英語が使えるので実践的なリスニング力を身につけたい
無料で使える英語学習アプリはたくさんありますが、「BBC Learning English」はその中でも実践的なコンテンツが特徴です。
時事ネタはもちろん、フレーズや文法に特化した動画コンテンツがジャンル別に整理されているので、学習に適しています。
また、一つの動画が3~6分程度なので、空いた時間にリスニングを鍛えるには丁度良いボリュームです。
無料アプリとしてはかなりのクオリティなのですが、字幕含めてすべてのコンテンツが英語表記なのは注意点です。
仕事で日常的に英語を使うレベルの人に向いている教材だと言えるでしょう。
TED
メリット
日英二重字幕などの学習向き機能が充実している
デメリット
会話ではなくプレゼン形式の動画がメイン
こんな人におすすめ
リスニングをネイティブレベルまで磨きたい
英語の動画コンテンツの代名詞ともいえる「TED」です。
以前、英語コーチングのプログリットでカウンセリングを受けましたが、こちらでも教材にTEDを採用しているそうです。
日英二重字幕やスロー再生機能などが充実しているので、シャドーイングでリスニングを鍛えるには最適な教材です。
ただ、内容はプレゼン形式かつ難しめなので、日常業務での会話に即座に応用するのは難しいかもしれません。
この教材の内容が即座に理解できれば、ほぼネイティブレベルのリスニング力がつくと思います。
NHK World Japan
メリット
日本のニュースや番組を題材に英語学習ができる
デメリット
字幕機能がない
こんな人におすすめ
海外ニュース番組より易しい内容で勉強したい
「NHK World Japan」は、NHKが配信している動画サービスです。
NHKで放送されているニュースなどの番組の内容を、英語で伝えています。
字幕機能がないのが難点ですが、ナレーターの話す英語はかなり丁寧で、海外のニュース番組と比べるととても聴き取りやすいです。
内容も国内のメディアで報道されているものなので、日本語で理解した内容を題材にリスニングを鍛えられます。
ちなみに「ドキュメント72時間」などの有名番組の英語版も視聴できます!
スタディサプリEnglish
メリット
聴く、読む、話す、書くがすべて鍛えられる
デメリット
ビジネス英語コースだと毎月2,980円かかる
こんな人におすすめ
すきま時間を利用してアプリで勉強したい
「スタディサプリ English」はリクルートが提供するアプリで、単語やシャドーイング、瞬間発話など8つのトレーニングでビジネス英語の学習ができます。
現在は外資系企業に勤務している私ですが、大学卒業後は大手日系企業で働いていました。
社会人になってから急激に英語に触れる機会がなくなったのですが、そのときに役立ったのが英語学習アプリです。
スタディサプリ Englishは有料ですが、出張の機内など、実際のシチュエーションを想定したストーリー形式でリスニングの勉強ができます。
レベルも数段間に分かれており、すきま時間を活用できる教材として非常に効果的です。
Hulu
メリット
コメディドラマからニュースまで幅広い題材で学べる
デメリット
海外ニュースやドラマに出てくる表現は難しいものが多い
こんな人におすすめ
自分の好きな題材でリスニングを上達させたい
私は毎日夕飯のあとに家族と海外ドラマを観る習慣をつけているのですが、そのとき利用しているのが「hulu」です。
海外ニュース番組の「BBC」「CNN」をはじめとし、「SUIT」や「White Collar」などの有名なビジネス系ドラマも視聴し放題です。
ドラマには日英字幕もついており、自分の好きな題材でリスニングを鍛えるには最適な教材だと言えます。
ただ、NHK World Japanと比べると、BBCやCNNの英語は聴き取りが難しいです。
ある程度リスニング力がついてきてから活用すると、より高いレベルまでリスニングを引き上げられると思います。
リスニングを強化するための勉強法と注意点
教材を使った自習をする場合、以下の3点に気を付けてください。
①自分が興味の持てる題材を選ぶ
②聞き流すだけでなくシャドーイングをやる
③自力に限界を感じたら英語コーチング
順番に解説していきます。
①自分が興味の持てる題材を選ぶ
私は以前、NHKラジオ英会話などの有名なリスニング教材を使っていました。
ただ、正直なところ放送されるネタ自体にあまり興味が持てず、続きませんでした…。
ところが、Huluで「glee」や「Big Bang Theory」を視聴し始めてからは、内容が面白くて完全に習慣化することができました。
確かに学習用に作られた教材のほうが効果は高いかもしれませんが、続かなければ意味がありません。
自分の気持ちに正直に、自分が興味をもって続けられる教材を選びましょう。
②聞き流すだけでなくシャドーイングをやる
よく「聞き流すだけ」系の教材がありますが、あれは意味がないと思います。
なぜなら、耳に入った音が脳内のイメージと結び付けられて初めてリスニングが成立するからです。
ただBGMのように漫然と聞いているだけではダメで、音が意味するものを意識しながら聴く必要があります。
これをやるには、シャドーイングが効果的です。
ニュースやドラマで出てきた話の内容をイメージしながら、聴いた英語を復唱していきます。
これを繰り返していけば、教材で聴いた内容に再開したとき、即座にその意味を思い起こせるようになるはずです。
③自力に限界を感じたら英語コーチング
ここまでお伝えしてきた学習のポイントを押さえれば、自力でもある程度ビジネスに活用できるリスニングを鍛えることができます。
ただ、明確な期限や学習計画を立てて本格的に取り組まない限りは、どこかで独学に限界がきます。
そうなると、英語コーチングを使って学習方法や学習時間を最適化するしかやりようがなくなります。
自分がどれくらいリスニング強化に本気なのかを考え、必要であれば迷わずプロによる学習に投資する判断も重要です。
確実にリスニング力をつけたいなら英語コーチングがベスト!
目安として、TOEIC600点くらいの中級者の方が本当にビジネスで通用するリスニング力をつけるためには、1日3時間を3ヶ月毎日続けるくらいの学習が必要です。
忙しいビジネスパーソンがこれを自力でやり遂げるのは相当難しいですが、英語コーチングを使えば十分可能です。
英語コーチングはただの英会話スクールとは違い、以下のような特徴があります。
ポイント
自分の弱点や最適な学習法が分かる
短期間で確実にレベルアップできる
それぞれ詳しく説明します。
自分の弱点や最適な学習法が分かる
英語コーチングは従来の英会話スクールとは異なり、英会話レッスンではなく勉強法のコーチングに注力しています。
そのため、まず初めにカウンセリングを実施し、個人の弱点を分析して最適な学習プログラムを作成します。
私も代表的な英語コーチングであるプログリットでカウンセリングを受けましたが、テストとヒアリングで見事に私の弱点を見抜いていただきました!笑
この個別に最適化されたプログラムにより、自習では実現できない効率の良い学習ができます。
以下の記事では、私が実際にプログリットで無料カウンセリングを受けてきた体験談と、実際の受講者の口コミを紹介しています。
英語コーチングの具体的なイメージがつくと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
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短期間で確実にレベルアップできる
もう一つの英語コーチングの特徴として、専任のトレーナーによる徹底的なサポートがあります。
例えばプログリットでは、前述の個別プログラム作成をはじめとして、分刻みのスケジュール作成と、それを実施できたかのチェックを毎日行います。
やはり毎日の進捗報告が課されると、「今日は学習時間0でした…」とは報告しにくいので、否が応でも勉強しようという強制力が働きます。
正直つらいところもあるのですが、そのあたりのメンタル面のサポートもやってくれるのが英語コーチングのメリットです。
この充実したサポートにより、短期間で確実に結果を出すことができます。
まとめ
リスニングは、ビジネス英語における最重要要素です。
ここで紹介した教材は無料のものも多いので、リスニング強化が必要な人はすぐにでも実践することをおすすめします。
また、確実に結果を出したいのであれば英語コーチングという選択肢もあります。
教材による自習よりも値は張りますが、そのぶん時間とお金を無駄にせず英語を上達させることができます。
ビジネスパーソンとして必要な投資をすることも視野に入れつつ、自分に合った方法でリスニングのレベルアップを目指してください!